3びきのハミルトン と にんじゃへんしんまきもの
3びきのハミルトンとにんじゃへんしんまきもの
ハミルじまの、どこかに。ひみつの さとが あるという。その おくには、でんせつの まきもの。「さがしに いこう!」まほうつかいも、いっしょに しゅっぱつです。
ざわざわっ! たけが、ぐらぐら!「な、なにか うごいた!」2ばんが しゃがむと、1ばんも びっくり。にぎった なわが、しかけに つながっていました。「こっちへ おいで!」と、3ばん。
さとの いえで、1ばんが むねを はります。「まかせて! この とびらなら……」ぐるりんっ!かべが まわって、1ばんも くるり。「あれれ? でぐちは、どっち?」
「だいじょうぶ。こっちじゃよ」まほうつかいが、つえを ひとふり。かべに、ひかる ぬけみちが できました。1ばんは、ぴょんっ!「ふうっ。たすかったあ!」
「あれ? つきの かたちだ」2ばんが あかりを うごかすと、かげと ゆかの しるしが、ぴったり!3ばんが しるしを おすと、ひみつの みちが あらわれました。
みちの さきには、おおきな みずぐるま。「これで、とうの うえへ いける!」3ばんが てを のばし、1ばんが 2ばんを ささえます。ざぶん、ぐるん、ぴょんっ!3びき、そろって のぼれました。
とうの いちばん おく。ちいさな だいに、まきものが ひとつ。ももの しるしが、きらり。「ついに、みつけた!」3びきの むねが、どきどき します。
にんじゃへんしんまきもの。「つかったら、どうなるのかな?」3ばんが ひらくと、かぜが くるくる。けむりが、もくもく。そして――!
どろろんっ!にんじゃに へんしーん!「いろんな にんじゅつが、つかえるぞー!」
「ぶんしんの じゅつ!」1ばんが、どろんっ!あっちにも、こっちにも、1ばん。「ほんものは、どーれだ?」みんな いっしょに、えっへん!
「みずの うえも、あるけるかな?」2ばんが、そろりと いっぽ。とん、とん、すいすいっ!「わあ、しずまない!」こわかった かおが、にっこりに。
「このはの じゅつ!」3ばんが てを あげると、はっぱが くるくる。ふわり、ひゅうっ!やねより たかく、かぜに のって。「さとが、こんなに よく みえる!」
「ぴい、ぴい。おうちは どこ?」まいごの ことりが、ないています。3びきは、にんじゅつで きの うえへ。「ここだね。おかえり!」ことりも、うれしそうに ぴいっ!
「さあ、おやつじゃよ」と、まほうつかい。3びきは、こっそり ちかづきます。ところが、おなかが、ぐう、ぐう、ぐう。「そこに おるな?」「えへへ。ばれちゃった!」
おしまいつぎは、どんな にんじゅつ?